マラソン大会出場に向けてやって欲しい事④

給水はシッカリと!

 10km以上走る大会は、コース上に給水所が用意されています(10km以下の大会でも用意されてる場合があります)。 喉が渇いていなくても、極力摂る様にしましょう

水とスポーツドリンクの2種類が用意されてる大会が殆どですが、大体の方は最初にスポーツドリンクを口にし、その後水で口を漱ぐという方法をとられています。 自分に合った給水方法を見つけて下さい。

気温が上がると給水所の水を頭からかぶる方が沢山いらっしゃいますが、誤ってスポーツドリンクをかぶってしまったという話もよく聞きます(笑)。 水とスポーツドリンクでは、提供されるテーブルが分かれています。スタッフさんの案内をよく聞き、間違えない様にしましょう。

l

ドリンクは、紙コップで提供されます。 飲み口が変形し易く息も上がっている事から、空気も一緒に吸い込み咽てしまう場合が結構あります。お腹をキュッと凹ませてから口を付けると、咽ずに上手に飲めるので試してみて下さ。 大会前に、紙コップでドリンクを飲む練習をしておくのもいいですね。

尚、走りながらの給水はとても難しいです。 コップの中身を殆どこぼしてしまい、満足に給水出来なかったとなると元の子もありません。 タイムロスになってしまいますが、慣れるまでは止まって飲むか歩きながら飲みましょう

公式の給水所の他に、近隣の方が好意で給水所を出して下さってる場合があります。

中でも目に付くのが、炭酸飲料を提供して下さるケースです。 確かに飲みたくなる衝動にかられますが、何度もゲップが出たり等走りに少々悪影響です。 ゴールまで我慢しましょう。

また、食べ物を提供して下さるケースも(名古屋ウィメンズマラソンは、外郎や “きのこの山” 等があるそうです)。 「どうしても」 という場合は仕方ありませんが、重たい食べ物は避け苺やバナナ等フルーツ程度にとどめておきましょう。

練習では、コンビニエンスストア等で給水を摂りましょう。 「公園の水道水で十分」 という方もいらっしゃいますが、塩分も失われているのでスポーツドリンクも摂って頂きたいです。

最近は、常温のドリンクを販売するコンビニエンスストアが増えてきました。 冷たいドリンクを飲むとすぐにお腹が冷えてしまう方は、是非活用してみて下さい。

「ジャラジャラ小銭を持って走るのはイヤだ」 という方にお勧めなのが、交通系ICカードです。 今は殆どのコンビニエンスストアで利用出来ますし、ロード練習を途中リタイアする際もサッと公共交通機関に乗車出来ます。 幾らか現金をチャージして持参しましょう(私がお客様とロード練習に出掛ける時は、必ず持参して頂く様お願いしています)。

給水をするしないで、走りが大きく変わってきます。 侮らないで下さいね。

CIMG8762

(≧◇≦) 炭酸飲料やアルコールは、完走後のご褒美に… (≧◇≦)

城山公園イベント案内

いかがお過ごしですか?

11月1日(日)

城山公園一帯で

「尾張旭青年会議所 創立40周年記念」

として行われます。

13:00~開会セレモニー

スイーツフェスティバル

キッズ宝探し

お笑いフェスティバル

などが行われますが、当日は大変お車の混雑が予想されます。

公共交通機関をおすすめします。

時間に余裕をもってお楽しみください。

CIMG8763

マラソン大会出場に向けてやって欲しい事③

練習では坂路も走りましょう

 スタートからゴールまで、コース全てがフラット(平坦)な大会は無いと思って頂いて差し支えありません。 長かれ短かれ、どのレースもアップダウンはあります。

決してラクではありませんが、坂路を走る練習もしておきましょう

「いきなり坂を走るなんて自信がない」 という方は、練習コースにを入れてみては如何でしょう?。 大体の橋は渡る前が上りで、渡り終えたら下りになります。 そして、距離もそう長くありません(橋の大きさにもよりますが…)。 先ずは短いアップダウンで慣らし、徐々に距離を伸ばしていきましょう。

上り坂は視線を上げず、上体を少し前傾させ小さなストライド(歩幅)で走ります。

やってはいけないのが、坂のてっぺんを伺う事です。 顎が上がると呼吸がし辛くなりますし、長い上り坂の場合ですと 「あんな所まで走るの?!」 と気分が萎えてしまいます。 1歩1歩確実に進めば、自然と頂は近付いて来ます。 顎は軽く引き目線は数メートル先に置き、恐れる事なく “山の神” にでもなった気分で力強く駆け上がりましょう。

下り坂は、上体を反らさず小さなストライドと速めのピッチで走り抜きましょう。

兎に角スピードが出る為、恐怖心から大腿四頭筋(太腿の表側)に力を入れブレーキを掛けてしまいがちですが、そうすると大腿四頭筋に疲労が蓄積し坂を下り切って平地に入った途端脚が上がらなくなり失速の原因となります。

下りは “度胸” です。 スピード感を味わうまたとない機会ですので、上り坂同様恐れずアタックしましょう。

少しくらいアップダウンがあった方が走り切った後の達成感が大きいですし、スリルもあって楽しいですよ(笑)。

CIMG8761

(;’∀’) 人生と同じで、マラソンも波瀾万丈があります(笑) (;’∀’)

マラソン大会出場に向けてやって欲しい事②

自分に合った大会を選びましょう

「人気がある〇〇マラソンにエントリーしました!」 と嬉しそうに報告して下さるランニング歴が浅いお客様。 しかし、その大会はアップダウンが激しい過酷なコース。 制限時間も厳しめ。 「分かってるのかな~?」 。 レース後、「あんなにキツイとは思わなかったです…」 と報告を受ける。

意外と多いやりとりです。

大会の良し悪しは、《走り易いコース》 《タイムを出し易い》 だけで決まるものではありません《スタッフが親切》 《トイレが充実》 《シャトルバスの本数が多い》 《沿道の声援が温かい》 《参加賞(お土産)が沢山》 《(参加賞の)Tシャツのデザインがいい》 《完走証の発行がスムーズ》 《エントリー代(参加費)が手頃》 等々、評価対象は多岐に渡ります。

なので、コースが過酷でも人気のある大会は沢山ありますしその逆も沢山あるのです。

自分が出たいと思った大会にエントリーする前に、その大会がどういった大会かチェックしましょう。

『RUNNET』 というランニング大手のサイトがあり、その中に “大会レポ” というページでチェック出来ます。実際参加されたランナーさんの声ですので、信憑性がありとても参考になります。 『ランネット』 で検索してみて下さい。

CIMG8758

(‘ω’)ノ 大体の大会は、このRUNNETから申し込みます (‘ω’)ノ

マラソン大会出場に向けてやって欲しい事①

秋も深まり、ランナーのお客様の活動が活発になって来ました。 既にレースに出場された方も沢山。

中には、今シーズンからレースデビューするビギナーさんも。 そんなビギナーさんに向けて、本日から複数回に分け大会出場に際しやって欲しい事をお話ししたいと思います。 参考にして頂ければ幸いです。

お外も走りましょう!

トレッドミル(ランニングマシン)ばかりで練習するのは、ハッキリ言って良くありません。 トレッドミルとロード(アスファルト)では、下半身に掛かる負荷や蓄積される疲労度が全然違うからです。 しっかりお外も走って脚をロード慣れさせると共に、走りに必要な脚筋力を養いましょう。

実際いらっしゃった大失敗例です。

東京マラソン出場が決まったある男子大学生。 トレーナーやランナーのお客様が 「外も走らないといけないよ」 と口酸っぱく言い続けたにも関わらず、「僕はコレでいいです」 と頑なにトレッドミルでしか練習しませんでした。

そして本番。 気持ち良く走れたのは10kmまで。 10km過ぎから下半身に疲労が溜まり、20km手前から疲労は全身に。 25km過ぎから脚が止まり、歩いたり走ったりの繰り返し。 30kmから先は、ずっとトボトボ歩いてたそうです。

翌日東京観光を計画するも、夕方までホテルのベッドから起き上がれなかったとか…。

挙句の果てには 「全然楽しくなかったです」 「もう、マラソンはやりたくないです」 と。 我々からしたら最悪です。

また、余程の悪天候や災害等に見舞われない限りマラソン大会に中止はありません。 晴れの日・雨の日・強風の日・暑い日・寒い日等、如何なる気象条件でも走れる様準備・経験しておきましょう。

CIMG8126

(*´ω`*) お外はシンドイですが、気持ちいいですよ! (*´ω`*)