コース解説しま~す

ランニング小話6回目です。今回も、宜しくお願い致します。

ジョギング大会本番1週間前になりましたので、恒例(?!)のコ―ス解説とまいりましょう!。パンフレット(コースマップ)をお持ちの方は、照らし合わせてご覧下さい(無い方は妄想・・・じゃなくて、イメージで)

【0.7kmコース】

可愛いちびっこ達が沢山駆け抜けるほのぼの部門です。

メイン会場の広芝生を、“ほぼ”1周して頂きます。

フラット(平坦)な箇所が殆ど無い上陸上競技場約2周分に相当する為、小さなお子さんにとっては少々タフなコースと言えます。1km未満と侮ってはいけません。

ポイントは、ラストの上り坂の頂点アスファルトから芝生に入る分岐点ではないでしょうか。芝生は、普通のランナーでも足を取られがちです。ましてやゴールが視界に入っている為、お子さんは猛烈なスパートを仕掛ける可能性が。転倒の危険が伴う為、この箇所は慎重にいって欲しいと思います。

前述の通りタフなコースです。ゴールしたお子さん・お孫さんは、しっかり褒めてあげて下さい。あと、ベビーカーや車椅子を押される方はくれぐれも気を付けて下さいね。

【2kmコース】

0.7kmコースプラス、展示館裏から北門~岩本池~展示館正面を巡るコースです。

広芝生に別れを告げると、いきなり傾斜のキツイ下り坂になります。ここは、日中殆ど日向にならない箇所。路面がウェット(湿っている)になっている可能性があるので、スリップには注意しましょう。

ポイントは、岩本池に別れを告げる5km&10kmコースとの分岐点。ここも急勾配の上りになるのですが、下が砂利なので普段以上に脚力を必要とします。下半身だけに頼らず、腕をシッカリ振って一歩一歩力強く上りましょう。

【5kmコース】

2kmコースの分岐点から、ふるさとの森を駆け抜け南門前を折り返し広芝生に戻るコースです。

ふるさとの森は、車の通った跡で路面が多少凸凹しています。足を取られない様にしましょう。

ポイントは、ふるさとの森を出てから南門へ向かう上り坂。左右に緩くカーブしながらダラダラ上っています。上を見ると顎が上がり呼吸がしづらくなるのに加えフォームも乱れてしまいがち。顎は軽く引き(目線を少し落とし)、2~3m先の路面を見ながら進んでいきましょう。わざわざ頂上を伺わなくても、脚を動かしさえすれば頂上の方から勝手に近付いてきます。

坂を上り切ると、南門前の折り返し地点まで緩やかな下りになります。ここで、脚を休ませながら呼吸を整えると良いでしょう。

【10kmコース】

南門から植物園を飛び出し、森林公園南門交差点を横断。維摩池を左手に見ながらシンボルロードを進み、100m少々の急坂を駆け下り調剤薬局の前でターン。間髪入れずに下って来た坂を上り、維摩池を約1.5周し植物園(広芝生)に戻るというコースです。

ポイントは、調剤薬局の急坂ではなく維摩池を挙げさせて頂きます。長く急な坂を下って&上って維摩池に入り「やれやれ」と気を抜きがちですが、維摩池の殆どは吹きっさらしになるのであまり長時間脚を休ませると身体が冷えてしまいます。風を遮るのに事欠かない植物園に戻るまでは、あまりペースを落とさず我慢の走りをしましょう。

「距離数を言われても、いまいちピンとこない」という方、下記を参考にしてみて下さい(全て総合体育館出発とします)。

 ☆2km ⇒ 渋川神社くらいまで

 ☆5km ⇒ 名鉄尾張瀬戸駅の少し手前くらいまで

 ☆10km ⇒ 北区平安通くらいまで

「エーッ、そんなにあるの?」と思われるかも知れませんが、自らの脚でそれだけ走るって凄い事!。壮大なチャレンジに思えませんか?。

何度もお話ししている通り、ランニング(マラソン)は気持ちです。強い気持ちで、大いに挑んで欲しいと思います。

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インフルエンザが猛威をふるっております。皆様、大丈夫でしょうか?。

万が一体調を崩されたら、焦らず静養に努めましょう。焦っても治るスピードは変わりませんし、何でもそうですが焦って良い結果が生まれる事はあまりありません。身体が「休もうよ」と訴えていると割り切り、心置きなく休んで下さい。

DNS(スタートする前に棄権する事)の判断は直前まで持ち越し、かかりつけのお医者さんと相談してみて下さい。