食事も大事

ランニング小話4回目です。ご覧頂き感謝です。

今回は、お食事についてお話ししたいと思います。

ジョギング大会は最長種目が10kmと短いので、特に大きな食事制限は必要ありません

カーボローディングという言葉を耳にされた事がありますでしょうか?。持久系のエネルギー源である糖質を体内に貯蔵するべく、レースの3日前から炭水化物の摂取量を増やす調整法です。

しかし、これは主にフルマラソンを控えた方の調整法。10km以下のレースでは必要ありません

但し、控えた方がいい食べ物はあります。

それは、食物繊維を多く含む物。特に、芋類根菜類です。これらを摂取すると、お腹の中にガスが溜まり易くなり排便のリズムが狂ってしまいます。よく漫画等で焼き芋を食べてオナラがプーなんてシーンを目にしますが、あれは紛れもなく本当の事なのです。さつまいも程ではありませんが、じゃがいもでも同じ症状が出ますので念の為に…。

また、脂肪の排出を促すと謳った特保(トクホ)の飲み物も控えた方が良さそう。「1日の排便回数が増えた」という報告を何名かの方から受けています。

これらは、レース中のトイレの回数を極力抑える為のもの。

会場である愛知県森林公園植物園内のトイレは、所謂和式タイプの物が未だ多く存在します。長距離を走っている最中のしゃがむという行為は、想像以上にキツイ。また、身体も冷えてしまうので行かないに越した事はありません。

これらを控えるのは2~3日前くらいからでOK。そして、10kmコースと5kmコースに参加される方のみで良いと思います。

前日の晩御飯から、消化のいい物を摂る様に心掛けましょう。

脂っこい物や、お肉・生野菜等消化に時間を要する食べ物は控えた方が賢明です。長い距離を走ると、内臓にも負担がかかります。なので、走る前から内臓に余計な負担をかけるのは好ましくありません。ひと昔前は、“敵(テキ)に勝つ(カツ)”と掛けて大事な試合の前等にステーキとトンカツを験担ぎで食べたりしましたが、ことランニング(マラソン)前に於いては良くありません。極力控えて頂き、お肉は走り終わった後のご褒美にとっておきましょう

大人の方は、飲酒も控えて下さい

当日の朝食は、普段より少し多めに摂りましょう。

緊張であまり食べられなかったという方は、会場に着いてすぐ消化のいいバナナを食べてみて下さい。ナマモノを持参するのに抵抗がある方はカステラがお勧め。消化が早くエネルギーに変わり易い上、美味しいといい事尽くしです。

トイレの話が少し出ましたが、植物園内に点在してあるトイレの殆どはトイレットペーパーが備わっていません。心配な方は、トイレで流せるタイプのポケットティッシュを持参しましょう。

食事は、元気の源です。好き嫌いをせずしっかり食べて、怪我や病気に負けない身体を手に入れましょう。